自民党女性局では、「ひとりひとりの“生の声”を大切にします。」とのテーマで、国会議員の先生が全国各地域を回って、膝を突き合わせて女性局の皆さんの意見を聞く活動を行っています。名古屋・尾張地区に続いて、今日は野田聖子先生をお迎えし、三河地区で開催いたしました。地元の県議や支部長、女性市議・女性部長・女性部の皆様総勢23名の出席をいただき、開催されました。
野田聖子先生からは「私たちができること」と題し、様々な資料をご提示されながら、わかりやすくご講演をしていただきました。例えば「日本が100人の国だったら」と数字を置き換えると、男性は48.6人、女性は51.4人、高齢者は29.1人、子どもは11.4人、障がい者は9.3人という数字になります。この数字からもっと女性議員が増えないと、国民目線の政治が出来ないとおっしゃいました。
少子化が進み、人口減少に歯止めがきかない日本で増加しているものが、1人親世帯数、就学免除者数、特別支援学校在学者数、外国人児童生徒数です。父子家庭よりも母子家庭が大幅に増え、母親は正規雇用の割合が少なく、貧困に陥りやすい為、そこにもっと手厚くするためにはどうしたら良いのか、男性議員の理解をもっと深めてもらうように訴えていく努力を続けているとおっしゃいました。
ご講演の後、会場からの質問を受けていただきました。市議の先生からはもっと困っている人たちに届くような支援金制度をお願いしたいということと、アレルギーで苦しんでいるお子さんを持つ親のサポートが、自治体によって非常に差があるので、もっと理解を深めてほしいということ、無戸籍で生まれてくる子どもをなんとかしてほしいと、様々な意見がありました。
野田先生は、そういう女性局の意見をもっと聞かせていただき、自民党が本当に国民に寄り添った政治をしていかないと、日本の将来が大変なことになってしまうと危機感を訴えられました。これからもどんどんご意見をいただき、女性局皆様と共に頑張っていきましょう、とお話をまとめていただきました。最後に皆様と集合写真を撮っていただき、次の会場へ移動されました。